はますりの思い出

2013年11月23日土曜日

日記 - diary -

窯出しをした後、器の底面のテーブルと接する部分のざらつきをなくすために、はますりという磨き作業を行います。
この作業をしていると決まって、小さい頃に親と一緒に買い物に行った時に器屋さんの光景を思い出します。
二つの器の底面をすり合わせて、はますりをしていて、その時の音やその時の商店街の光景などが、今自分ではますりをしていると蘇ってきます。
いつしかその器屋さんが入っていたお店も改装され、違うお店となってしまいましたが、器屋さんが新聞紙の上ではますりをしていた光景がとても懐かしいです。